もう私は産みません
みなさん、こんにちは。
今日は少しばかり過激なお話なので、嫌な気持ちになった方はくるっと回れ右をしてくださいね。
私、そして私の家庭での場合の話になります。
私がもう産みたくない理由
私が、一人っ子にすると決めた理由は様々ですが、つらつら書いていこうかと思います。
コーヒー片手に暇つぶし程度に読んでいただけたら幸いです。
経済的な問題から
①単純計算お金が足りない
私たち夫婦は、絶対に戸建てが欲しいという希望があった夫婦で、先日購入しました。
そこで大切になってくるのが、ローン+これからかかるお金の計算です。
単純計算して、一人なら余裕のある生活ができますが、二人だときついことが分かりました。
②子供にお金をかけたい
①と少し重なってきますが、私達夫婦は、娘にお金をかけて育てたいです。
後述しますが、私の幼少期にあったことから、そのような考え方に至りました。
娘がこれやってみたい!行きたい!と言ったときに、「お金がないからだめ」と言わなければならない状態で子育てをするのはちょっと…となりました。
もしかしたら、私立の高校に行きたいというかもしれない、留学したいというかもしれない。
その時に「お金ないからだめ」と言って娘のやりたいことをつぶすことは、親としてやりたくないと思いました。
体力的な問題から
①2歳児の相手でへとへと
娘は保育園に通っていますが、帰ってきてからも元気で、終始おしゃべりして、おもちゃをひっくり返して、時には泣いて…。
お風呂に入れるのも、ごはんを食べさせるのも、寝かしつけるのも、まだまだ大変です。
赤ちゃんの時とは違う大変さを、ひしひしと感じています。
②フルタイム正社員
これがまたガチできつくて、毎日終業後ダッシュでお迎えに行き、帰宅後マッハでご飯を作り始め、作りながらお風呂の準備をしたり、掃除したり…。
帰宅~寝るまでの時間が濃いです(涙)。
きっと働くパパママはみんなそうですよね。
私の主人は朝ゆっくり夜遅めの仕事なので、役割分担ができています。
その分楽ではありますが、この状態までくるまでに何度も大喧嘩をしました。
最近は喧嘩する体力も残っていないことがほとんどですね…(笑)
仕事の問題から
①もう一度育休取れる環境じゃない
私が働いている学校は、とても小さくて、育休に入ったからといって新しい先生を入れれるほどの余裕がありません。
今も同僚が一人育休で抜けていますが、残りのメンバーでなんとか耐えている状態です。
この状態から育休~なんて言い出せません。
②仕事を頑張りたい
今の仕事はもともと好きな仕事で、独身の時は、ベトナムにある学校に出張したりしていました。
そこにやりがいを感じていたし、残業はへのへのかっぱという感じでした。
でも、やはり子供が小さいと、明確には言われないものの、ほぼ戦力外通告されたようなもので、「子供がまだ小さいからね」という配慮を勝手にされて、出張などは行かせてもらえなくなります。
ようやく2歳超えてきて、預けるのも楽になり、体調を崩すこともほぼなくなってきたのに、これからまた一人産もうとは、思えません。
私が考える一人っ子のメリット
①愛情を独り占め
両親の愛情は、完全に独り占めです。
望みも全部を聞くことは難しいですが、ある程度聞いてあげることができます。
私たちも兄弟間で比べることもないし、誰に配慮することもなく、思いっきり娘を甘やかすことができます。
娘の話を時間もかけて聞いてあげることもできるし、毎晩隣でぎゅっとしながら寝てあげることもできます。
②家で我慢をしなくてもいい
私は姉が一人いますが、成人するまではとにかく不仲でした。
家の外でもストレスが溜まるのに、家の中でもストレスが溜まる、そんな状態でした。
でも、一人っ子なら、外で頑張ってきた分、家でゆっくり自分のペースで過ごすことができます。
距離を取る、ということが上手にできない子どもだからこそ、このリラックスできる空間、場所というのは大事だな、と自身の経験から思います。
③進路を決めるとき、お金を理由に諦めさせることが減る
ばか高いところへ行こうとしたら無理かもしれません(笑)。
でも、二人よりも一人の方が、許容範囲は広くなると思います。
塾、習い事、大学…娘の好きなところで勉強させてあげたいです。
一人っ子であることのデメリット
今回はデメリットはあえて書きません。
私自身一人っ子のデメリットはないからです。
将来、娘に兄弟が欲しい、とか欲しかったといわれるかもしれません。
その時は、全てを素直に話し、だからもう一人産まなかったんだよと伝えることにしています。
他人から言われたデメリットは、
①老後の面倒を一人で見るなんてかわいそう
②兄弟がいないとわがままになる
の二つですね。
あとは、寂しいとかもあるのかな。
兄弟が仲が良いとは限らない。
ということを先にお伝えしておきます。
世の中には、兄弟間での殺人事件が多くありますよね。
切っても切れない関係、それが兄弟です。
気が合えばいいですが、合わない場合は最悪です。
その答えで、周りに言われるデメリットは全て言い返せます。
兄弟はいらない
お金がないと言われ続けた幼少期
おさがりだらけ
私は二人姉妹の次女です。年子です。
何をするにも姉には新品、私はおさがり。
姉が新しい物を買うときは姉の意見が通るのに、それを使わなきゃいけない。
途中で身長を抜かしたので、おさがりはなくなりましたが、とてもとても嫌でした。
姉は姉で自己中で、私がスーツケースを買ってもらう時には、「私が旅行の時にも使うんだから、こっちのやつにして」などというような人でした。
習い事をさせてもらえない
成人するまで私が習った習い事はピアノだけでした。
ピアノも何度もやりたいとお願いし続け、ようやく小学校四年生の時に習い始めることができました。
高校受験の時も、大学受験の時も、一度も塾に通ったことがありません。
よく大学院まで進めたなと自分でも思います。
家族が嫌いになった大学時代
高校のコースを自分で決めさせてもらえない
私の高校では、希望大学によって分かれる授業がありました。
国公立コースは数学、私立コースは第三外国語を勉強することになっていました。
私は最初から私立に行きたいと思っていたし、数学も大嫌いだったので、母に私立コースを選びたいと伝えました。
その時、母は「お金がないから大学に行くなら国公立。じゃなきゃサインしないから」と言い、私に無理やり国公立コースの授業を取らせました。
結局数学はいつも赤点ぎりぎりで苦痛な時間を過ごしました。
滑り止めの大学を受けさせてもらえない
自分の希望の大学に行けなかったら、どこに行こう…と相談したら、両親は、「お金がないから受ける大学は1つ。落ちたら大学行かなくていい」と時代錯誤なことを言いました。
私はもう相談するだけ無駄だと思い、死に物狂いで受験し、第一希望に合格しました。
この時も、塾に通ったりしなかったので、何をどうやって勉強したらいいのか、わからないところは誰に聞けばいいのか分からず、孤独でした。
学費は全部奨学金
「入学金は出せるけど、学費は出せないから全額奨学金で借りてくれ」と言われました。
姉の専門学校のお金は積み立てていたのに、私の学費は用意していませんでした。
私は、18歳ですでに500万の借金を背負ったんです。
だから大学在学中は、授業終わったら終電までバイト、土日はバイト、でも扶養を超えるなと言われていたので、ぎりぎりまでしか稼げず、遊びに行くことは本当にごくまれでした。
加えて、定期代、昼食代、スクールバス代全て自分で支払いました。
自動車学校も自分でローンを組んで支払いました。
大人になって、この話を友達にするとびっくりされたので、あ普通じゃなかったんだな…と思いましたね(笑)。
大学院受験も反対される
大学院に進学したいといったときも、真っ先に「お金」の問題が浮上しました。
「お金がないから」諦めてくれというのが、私の両親の考えでした。
ただ、内部進学だったので特待生制度があったのと、奨学金があったので親には頼らず通える、と伝えたところ何も言わなくなりました。
だから兄弟はいらない
もし兄弟がいなかったら…と何度考えたことか。
私の家庭環境は特殊なものかもしれませんが、成人するまでやりたいことはやれない環境でした。
そして、私は姉と仲が悪いです。
ああ、姉がいてよかったと思う瞬間は一度たりともありません。
姉妹兄弟みんな仲良く、は夢のまた夢。実際自分がこのような状況にあるので、期待していません。
お金が全てとはいいませんが、お金が大事なのも事実です。
きちんと先のことを計画して、自分には無理そうだな、やめとこうって判断することも大切だと思っています。
今回はちょっと暗い話になってしまいました。
でも、これはあくまでも私の話であって、仲の良い兄弟は世の中にたくさんいると思います。
兄弟っていいな、二人三人産みたい!という方は、私の話はささーっと忘れてくださいね