あらすじ
スリラードラマ作家のハン・ビスは、ドラマの撮影中、主演女優が気に入らないと役から降ろしてしまった。その情報を聞きつけた、ラブコメの女王オ・ジュイン。過去に2度断られていたが、次こそはと会いに行くが、またしても断られてしまった。
次作のドラマの初日撮影の時、またしても主演女優のことで揉めてしまったビス。
局長から「オ・ジュインを主演にしなければドラマを中止にする」と言われてしまい、渋々受け入れることに。
そのことをきっかけに始まった同居生活で、2人はお互いを支え合いながらも、激しくぶつかってしまい…。
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※2024.5.22現在の情報です
登場人物（俳優名）
ハン・ビス（イ・ミンギ）
スリラードラマ作家。潔癖症であり、過去のトラウマにより、ドアは最後まで閉じないと落ち着かなくなってしまった。
伝統的な韓屋に住んでいたが、オ・ジュインとの同居を余儀なくされる。
オ・ジュイン（ナナ）
ラブコメの女王と言われている女優。
17歳の時に、父親が多額の借金を残して他界。母親は、そのことにショックを受け、認知症になってしまう。
自分よりも他人を優先する、優しい性格。
チョン・ユジン（カン・ミニョク）
KTコスメティック経営企画ディレクター。
ジュインの高校の同級生。高校生の時から、ずっとジュインのことが好き。
カン・ヘジン（イ・フィヒャン）
ビスの母親。セイン病院理事長。
再びジスと一緒に暮らすことを望んでいる。
ユン・ジョンファ（キム・ホジョン）
ジュインの母。認知症であり、現在は施設に入っている。
キム・チャンギュ（キム・チャンワン）
ジャストレコードの社長。ビスの良き友達であり、父親のような存在。
『Oh!ご主人様～恋ができない僕とカノジョの同居生活』のみどころ
①「生きる」ということを考えさせられる
このドラマは、一見ただの恋愛ドラマにみえるんですが、本当のテーマは「今をどう生きるか」なんじゃないかと思っています。
ビスのお母さんの余命宣告、そしてジュインのお母さんの認知症。
ビス自身も不思議な体験を繰り返します。
もうすぐ死ぬことが分かった時、私だったら何がしたいんだろう…。
何度も考えさせられました。
「人間は手ぶらで生まれて、手ぶらで死ぬけど、記憶は持って行ける」という、ビスのお母さんの言葉が深く、心に残っています。
②ジュインの健気さ
ジュインは、なんて良い子なの！？と言ってしまうくらい、良い子です。
かつて住んでいた韓屋を取り戻し、母親と一緒に住むことを夢に仕事を頑張っています。
もうこの時点で、ジュインには幸せになって欲しいと思うんですが、ビスの言葉でたくさん傷つけられてしまうんですよね…。
それでも健気に強くいるジュイン…。
私だったら、ジュインが置かれている状況では、明るく生きることはできないな…と思いました。
個人的な感想
このドラマは、韓国での視聴率が悪かったらしく、日本の口コミも悪いものが目立っていました。
私も最初はラブコメを期待していたので、こんな暗いドラマとは思わず…（笑）。
テンポもゆっくりめで、恋愛要素もちょっと弱いので、次どうなるの！？というわくわく感は少なかったかな…。
そして、ビスがジュインを傷つけるたびに、やっぱりユジンの方がジュインを大切にしてくれそう、どうしてジュインはビスが好きなんだ…と共感しにくかったです。
ユジンは、いついかなる時もジュインが笑顔でいられるように行動できる男性ですね
ビスはちょっと言い過ぎるところがあったので、うーんだったのかな…。
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