【韓国ドラマ】ハートビート【あらすじ・ネタバレ・感想】

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目次

あらすじ

人間になり、心躍る恋愛をすることを夢見ているヴァンパイア、ソン・ウヒョル。

ウヒョルは遠い昔、一人の人間の女、ヘソンと親しくしていたが、自分を守るためにヘソンは死んでしまった。

ヘソンは亡くなる直前に、「私のことを血で覚えて」とウヒョルに自らの血を差し出す。

そして、「また会いに行くから、その時は心躍る恋愛をしよう」と、約束するのだった…。

しかし、長いときを経ても、ヘソンの生まれ変わりはウヒョルの元には現れず、ウヒョルはただただ待ち続けていた。

そんな中、ついに人間になる方法をコ先生から聞き出し、100年間の眠りにつくことに。

屋敷をチュ執事に預け、長い眠りについた…。

あと1日で100年後…という日に、突然家を相続したチュ執事の子孫であるチュ・イネが、ウヒョルの棺を開けてしまう。

100年にわずかに届かなかったために、ウヒョルは半分人間、半分ヴァンパイアという奇妙な体になってしまった。

コ先生から、完全に人間になるためにはイネの「愛に満ちた血」が必要だ、と言われ、ウヒョルとイネは同居することになったが…。

登場人物(俳優名)

ソン・ウヒョル(オク・テギョン)

心躍る恋愛をするために、人間になりたいヴァンパイア。

趣味は、恋愛をしている人間を見る事。

人間になるために100年の眠りについていたが、あと1日というところでイネに起こされたため、半ヴァンパイアとなってしまった。

スーツが良く似合うから、という理由でスーツを好んで着ている。

チュ・イネ(ウォン・ジアン)

高校の保健室の先生。忖度せず物事を言うので、校長から疎ましがられている。

生きるのに精いっぱいで恋愛をしたことがない。

父親が行方不明になり5年経ったため、1軒の屋敷を相続する。

人に頼ることに慣れておらず、基本的に自分でなんとかする精神が強い。

シン・ドシク(パク・ガンヒョン)

不動産会社、コンサルティング会社の代表。

イネと同じ大学で、先輩。イネに好意を持っていたが、告白することなく卒業してしまった。

偶然再会したことから、今度こそは、と距離を詰め始める。

遺伝性疾患を持っており、その疾患を治すための、代々伝わる秘密の書を持っている。

ナ・ヘウォン(ユン・ソヒ)

不動産投資家。ナ代表と呼ばれている。

ドシクと知り合いであることから、イネ、ウヒョルともつながりを持ち始める。

かつてウヒョルが大切にしていたヘソンと顔が全く同じである。

プライドが高く、自分が欲しいと思ったものは必ず手に入れたいという性格。

ユン・ヘソン(ユン・ソヒ)

ヴァンパイアに襲われそうになったところをウヒョルに助けられ、その時からウヒョルの大切な存在だった女性。

朝鮮王朝時代の貴族の娘で、たびたび家を抜け出しウヒョルと会っていた。

その密会がばれたことで、ヘソンとウヒョルは共に逃げるが、失敗。

ウヒョルをかばい、矢で打ち抜かれ息を引き取った。

その際にした約束を、ウヒョルは今でも守ろうとしている。

『ハートビート』のみどころ

①ウヒョルかわいすぎる

100年の眠りから覚めたウヒョルは、仕種も言葉も完全に古いです。

でも、その古さがかわいい!

特に、手を後ろに組んでゆっくり歩く姿と口をきゅっと結んで、うむうむってうなずく仕種が、私的にはツボです

きっと韓国語がわかる方はもっと楽しめると思います!

②本当に悪い人が少ない

悪者っていう悪者は、マニだけです(私的に)。

それ以外は、そうだよね、そうなる気持ちわかる…と思ってしまうので、結局誰も嫌いにならないです。

ナ代表も、ドシクも、みんなそれぞれ事情があって…あれ、私かなり感情移入しちゃってますね(笑)

③ファンタジー要素が少なめ

設定自体はかなりファンタジーなんですが、ドラマの内容的にはファンタジー要素薄いです。

ウヒョルは半ヴァンパイアだからなのか、ほぼほぼ人間です。

なので、ファンタジー初心者さんや、がっつりファンタジーはちょっと…っていう人にぴったりだと思います。

トッケビとか九尾狐伝とかは、設定が結構難しかったので、え?え?なんでこうなった?と考える時間が必要だったんですが、ハートビートはそういうのはあまりないです

各話あらすじ(※ネタバレあり。クリックすると見れます)

第1話

人間になりたいヴァンパイア

ウヒョルは人間になるために、様々な方法を試してきましたが、ことごとく失敗…。

そしてついに、コ先生(猫)から、「サンザシの棺に100年眠ること」ができれば人間になれると教えてもらいます。

後輩ヴァンパイアのサンヘとドンソプ、そして人間のチュ執事に最後の別れの挨拶をして、長い眠りにつきます。

約100年後…

もうすぐ100年後になるころ、チュ執事の子孫であるイネは、突然アパートを追い出され、住むところがなくなってしまいます。

しかし、そのタイミングで5年前に失踪した父親が法的に死んだと認められ、遺産相続をすることに。

イネは、とりあえず家を見てみよう、と屋敷に向かいます。

なんとなく地下室に入り、なんとなく棺を開けると、そこには男が!(ウヒョル)

棺を開けられたことでウヒョルは目を覚まします。

人間になれなかったウヒョル

人間になったことを証明するものは、鏡に映る自分の姿です。

ヴァンパイアは、自分の姿を自分で見ることができないのです。

嬉々として、用意していた鏡を見たものの、ウヒョルの姿はぼやぼや。

そして、100年まであと1日足りないことに気が付きます。

イネに対してなぜ開けたのか迫り、襲おうとしますが、逆にイネに嚙みつかれてしまうのでした。

第2話

人間に噛まれ気絶するヴァンパイア

イネに噛まれて気絶してしまったウヒョル。

イネは倒れたウヒョルを心配し、心臓の音を聞きましたが、動いていなくて慌てて病院へ。

懸命に処置をするものの、心臓は動かず(ヴァンパイアだから)。

ご臨終となってしまうのですが、しばらくしてウヒョルが起き上がり、医者たちは大慌て。

イネはウヒョルの病院代は支払ったものの、屋敷は私の名義であって、あなたは不法侵入だ、と言い残し、自分だけタクシーで帰ります。

残されたウヒョルは、突然現代の韓国に1人取り残され、途方にくれます。

屋敷を追い出されてしまう

なんとか自力で屋敷に戻ったものの、イネに屋敷を再び追い出されてしまいます。

ウヒョルは起きてから血を一滴も飲んでいないために、自分がヴァンパイアだと証明できず、イネに完全に不審者扱いされてしまいます。

コ先生との再会

町の中をさまよっていると、コ先生と再会することができたウヒョル。

起きてからの一連のできごとをコ先生に話すと、「棺は誰にでも開けられるものではない。イネを身近で見守るように」と言います。

イネとドシク先輩の再会

イネがアパートへ荷物を取りに行った際、すでに取り壊し作業が始まっていました。

必死に止めようとしますが、止まってくれず…。

騒ぎになっていたところに、不動産会社の代表が現れます。

その代表が、イネの大学の先輩のドシク先輩だったのです。

おっ、ここなんか始まりますね

イネを助けるウヒョル

イネは、保証金詐欺をした張本人を街中で見かけ、必死に追いかけます。

薄暗い裏道に入ってしまい、イネは男に襲われかけますが…。

その時ウヒョルは、屋敷の前でイネの帰りを待っていましたが、突然イネに噛まれた首が痛み始めます。

そして、イネの声が遠くから聞こえ、街の中へ。

コ先生が現れ、血をくれたことで、ウヒョルはヴァンパイアの力を取り戻します。

無事にイネを見つけ、助け出します。

その姿を見て、イネはウヒョルがヴァンパイアだと信じるのでした。

第3話

ヘソンとウヒョルの出逢い

朝鮮王朝時代、ヘソンは1人のヴァンパイアが吸血をしている場面に遭遇してしまいます。

逃げなければと思いながらも、物音を立ててしまい、気づかれてしまいます。

襲われそうになった時、ウヒョルがヘソンを助けます。

それがヘソンとウヒョルの出逢いでした。

ウヒョルの暴走

イネは詐欺師と共に警察署へ。

そこでウヒョルは、イネの財布を見つけます。

その中のカードを見て、イネが病院代をカードで支払っていたことを思い出します。

よし!なんでもかえる!と思ったウヒョルは、なんでもかんでも爆買い!(笑)

買い物してるウヒョル、めっちゃかわいかった…(笑)

イネの怒り

イネのカードを使用したことがばれてしまったウヒョル。

でも、ウヒョルはなんで使っちゃだめなの?っていう感覚なので、ばれた!という気持ちもないんですよね(笑)。

イネは、カードで使用した分を返済しないと屋敷を売ると言い放ち、買ったものは返品するなり売るなりしろ!と大激怒。

そして、ウヒョルは6か月以内にカード代を返金すると約束します。

一生懸命働くウヒョル

ウヒョルは、サンヘ達と再会し、仕事を紹介してもらいます。

葬儀場のスタッフ、ヤクルト売り…。ことごとく失敗し、ウヒョルは職無しに。

でも全然焦ってないウヒョルが面白すぎます(笑)。

突然のキス

同居することが決まり、2人で屋敷を大掃除し、2人の距離は少し縮まります。

掃除をしながら、イネは家族写真を見つけ、想いふけります。

その時、ウヒョルの首が再び痛み、ウヒョルはイネの元へ行きます。

イネが座っているソファーの上のシャンデリアが落ちる…!というタイミングで、イネを抱き上げ助けるウヒョル。

見つめ合った二人は、そのままキス…(えっ?)

どうしたウヒョル、全然気があるそぶりとかもなかったのに…戸惑いを隠しきれません(笑)

第4話

イネの血から感じたヘソン

ウヒョルはイネに恋愛感情があってキスをしたのではなく、イネの唇から血が出ていて本能的にキスをしたことが判明。

しかし、そのイネの血から、ウヒョルはヘソンを感じます。

一瞬イネがヘソン?と思うものの、ヘソンからあまりにもかけ離れているため、それはないと考えなおします。

ドシク先輩の遺伝性疾患…?

ドシクは父親、祖父と40歳になる前に心臓疾患でなくなっていることで、頻繁に病院に通っていました。

原因不明となっているものの、ドシクは怪しい『吸血鬼録』なる書物を持っているようです…。

なんだろう、ドシク先輩もヴァンパイア関係の人…?

ウヒョル就職決定!

ドンソプが経営するトッポギ店の配達を手伝ったウヒョル。

配達先は、イネが保健室の先生として勤務する高校でした。

そこで、清掃員の仕事を手に入れ、働き始めることになりました。

ウヒョルって、職のこだわりがないところが人間離れしてますよね(笑)

以前、仕事を探していた時も、職種っていうより「スーツで働きたい」とかいうなめ散らかした条件でしたよね(笑)。

イネの血は毒???

コ先生に会った時、ウヒョルはイネの血からヘソンを感じた、という話をします。

するとコ先生は、「その女の血は毒気に満ちている。愛に満ちた血にし、その血を飲めば人間になれる」と助言します。

そして、愛に満ちた血にするために、イネを恋に落とす必要があるとも言います。

ドシク先輩がイネを屋敷まで送り、プレゼントをもらったイネの様子を見て、ふむふむと考えるウヒョル。

ウヒョルをかばってくれたイネに何かを感じる

清掃員の仕事を続けている中で、ある日事件が起きます。

不良生徒が吸ったたばこが燃え移り、火事になってしまったのです。

しかし、不良生徒はウヒョルが原因だと学校側に嘘の告発をし、ウヒョルが責任を問われます。

他の先生は見て見ぬふりをする中、イネは証拠を持って、本当の犯人を連れてきます。

その自分をかばってくれる姿に、かつてのヘソンの行動を重ねてしまうウヒョル。

うううん…イネがヘソン?と思いましたが、最後にヘソンと全く同じ顔の女性が登場しましたね…。

気になる!

第5話

ヘソンの話を打ち明ける

自分をかばってくれたイネがヘソンなのではと思ったドシクは、イネに迫ります。

しかし、イネに撃退されてしまいます。

そして、イネに、自分が人間になりたい理由、そしてヘソンという人物について打ち明けます。

打ち明けた流れで、再び「君がヘソンなんだろ」と迫りますが、イネに「気持ち悪い!」と一蹴されて終わってしまいます。

サンヘやドンソプにも、自分がなぜ人間になりたいのかを打ち明けます。

(みんな知らなかったんだ…!)

コンチョン洞の屋敷が気になるナ代表

ヘソンと全く同じ顔をしているナ・ヘウォン代表。

ドシクが空港に迎えに行き、談笑している中で、コンチョン洞の屋敷が忘れられなくて帰国した、と言います。

おっおっ、ヘソンの生まれ変わりはナ代表なの!?

引き寄せられちゃったの!?

学校で噂されるイネとウヒョル

放火の一件以来、仲を噂され始めたウヒョルとイネ。

その影響があってなのか、イネは契約期間はまだ残っているのにも関わらず、保健室の先生の契約を切られてしまう。

イネはショックでやりきれず、酔いつぶれてしまう。

イネの看病をするウヒョル

酔いつぶれた翌日、イネの様子を見に行くと熱があることが判明。

ウヒョルは古い書物を取り出し、薬を煎じ始めます。

ドシク先輩が屋敷を訪れ、イネへの薬をウヒョルに預けます。

(ドシク先輩は酔いつぶれているイネを遠目から見守っていました。イケメン!)

ウヒョルは、自分が煎じたと言って、ドシク先輩が持ってきた薬を飲ませます。

ヘソンの絵を見つけたイネ

ウヒョルの部屋で、ヘソンの絵を見つけたイネ。

ウヒョルに、もし私がその人の生まれ変わりだったら、愛すのか?と聞きます。

そして見つめ合う2人…。

生まれ変わりだから愛するっていうのもなんだか複雑だけど…イネがヘソンなの!?

振り回され過ぎて、情緒不安定になってきました(笑)

第6話

第5話の問の答え

もし私がヘソンの生まれ変わりだったら、私を愛するか?と質問したイネ。

しかし、ウヒョルは驚くほどはっきりと「答えはいいえ。君はヘソンじゃないからだ」と答えます。

じゃあ、前回の見つめ合いはなんだったんだよおお!(笑)

ゲストハウス始動!

再就職がうまくいかないイネに、ドシク先輩がコンチョン洞の屋敷を使ってゲストハウスをしないかと持ち掛けます。

ウヒョルも最初は難を示していたものの、もしかしたらヘソンが来るかも、と言われ、ゲストハウスをすることを認めます。

そして、ドシク先輩が手伝ってくれることを聞くと、ドシク先輩とイネをへっつけようとし始めます。

でも、時々切ない表情をしていますね…まさかイネのこと好きになってる??

マニの企み

ナ代表と親密そうなヴァンパイア、マニ。

ウヒョルが起きたことに気づき、かつナ代表のためにいろいろと動き回っている様子。

さらには、人の吸血をも狙っているようなシーンがありました。

コ先生が止めるものの、全く反省はしていません。

ナ代表の接近

欲しがっていたコンチョン洞の屋敷が手に入らないとわかったナ代表は、投資という形で関わってきます。

イネは快く受け入れ、ナ代表とドシク先輩と3人で楽しいひと時を過ごします。

ドシク先輩とイネをくっつけたいウヒョル…?

ドシク先輩が、ゲストハウス開業のために、屋敷に見学へ来ます。

その際、イネがドシク先輩に見せる笑顔を見て、「あんな表情もするのか」と驚くウヒョル。

それと同時になにやら複雑な表情もしていましたね。

あれあれ?くっつけたいんじゃないの?(にやにや)

ウヒョルとナ代表が出会う

ウヒョルとイネが、町のパトロールを終え、帰宅すると屋敷の前にナ代表が。

ウヒョルはナ代表を見ると、思わず抱きしめてしまいます。

それを見ているイネの表情が切ない…!でも、イネはウヒョルのこと好き?じゃない?

うーん、なんだかわからなくなってきた!(笑)

第7話

ナ代表を困惑させてしまう

突然抱きしめ、「ヘソン」と呼び、「1日たりとも忘れたことはなかった」などの愛の言葉を投げかけたウヒョル。

ナ代表は戸惑ったものの、なぜか嫌な気分にはならなかったと、不思議な気持ちを持ちます。

ウヒョルがドシク先輩に進言する

ゲストハウスの家具選びで悩んでいるイネを見たウヒョルは、手伝えとドシクに連絡します。

自分は、ヘソンが現れたので、ちゃちゃっとイネとドシクをへっつけたいんですね、うんうん。

ドシクとイネは2人で家具を選びに行き、何やら良い感じです。

ナ代表とドシク先輩を招いて、食事会を開催

これからのため、そしてウヒョルのために、イネは屋敷で食事会を開催します。

屋敷を案内した後で、4人で食事をすることに。

ウヒョルは人間の食べ物を食べると酔っぱらうので、食べさせないようにしていましたが、結局食べてしまい酔っぱらってしまいました。

酔いを醒ますために外にでて、戻ってきた際に、ナ代表が転びそうになります。

その瞬間、ウヒョルは一瞬でナ代表の元へ飛んでいき、助けるのでした。

第8話

何かに勘付くドシク先輩

食事会でのウヒョルの動きの速さで、何かがおかしいと思い始めるドシク。

ク室長に、ウヒョルを監視してほしいと依頼します。

ウヒョル気を付けて~!

あることに気づくウヒョル

ナ代表を助けた時に、ウヒョルはあることに気づきます。

それは、イネの瞳にだけ、自分の姿が映る、ということです。

ナ代表を助けた時にも、瞳をのぞき込みましたが、自分の姿は映っていませんでした。

どうして、イネの瞳にだけ…?

少し距離ができると…

ゲストハウス開業のため、屋敷はしばらく改装することに。

その間は、イネはドシクが用意した部屋に、ウヒョルはサンヘ達の家に滞在することになります。

いつも一緒にいたのに、別々のところにいることに違和感を持つ2人…。

もう家族じゃないですか!(笑)

ナ代表のお礼

助けてくれたお礼に、とナ代表はウヒョルをデートに誘います。

そして美術館で見た黄色の水仙の絵と、車を1台ウヒョルにプレゼントします。

この黄色の水仙も、ウヒョルのヘヨンの思い出の花であり、ウヒョルはナ代表にヘヨンの面影をみます。

ウヒョルは車をもらったものの、運転できないので練習することになります(笑)

ウヒョルとマニの再会

ゲストハウスの改装が終わり、ウヒョルが開店祝いの餅を配りに近所へ出かけます。

その時に、マニに再会しますが、突然マニがウヒョルを轢こうとします。

ウヒョルはヴァンパイアの力で車を止め、マニはウヒョルは人間になれなかったことを確認し、満足して帰ります。

この一連の流れを一部始終見ていたク室長は、ドライブレコーダーをドシクに見せ、ウヒョルは人間じゃないと報告します。

第9話

体に異常が出始めたウヒョル

マニとの出来事で、ヴァンパイアの力を使ったウヒョル。

いつもならなんてことないはずが、今回は体の様子がおかしくなってしまいます。

そこに現れたコ先生に、「時間が無い。早く愛に満ちた血を飲まなければ死んでしまう」と言われたものの、イネの血を愛に満ちた血にする方法が分からないことで、途方にくれます。

イネにウヒョルから離れるように言い始める

ク室長からもらった報告と映像、そして自分が抱いている違和感を全て合わせて、ウヒョルがヴァンパイアだと結論づけたドシク。

そして、何も知らないであろうイネに、ウヒョルから離れる様言います。

しかし、イネはウヒョルをかばい、「人には知られたくない姿は誰にでもある」とドシクに言います。

ウヒョルのことを好きになったナ代表

ゲストハウスを訪れ、ウヒョルを好きだとイネにいうナ代表。

そして、ドシクの好意にどう対応するのかを聞きます。

それに対して、イネは、まだ恋愛はできないと答えます。

その答えを偶然に聞いてしまったウヒョルは、愛に満ちた血にすることが難しいことを突きつけられ、落ち込みます。

そのままナ代表とデートに出かけたウヒョル。

そしてナ代表はウヒョルに「もっとあなたのことを知りたい」と告白します。

ウヒョルはナ代表を抱きしめながら、「先に解決することがある。約束は必ず守る。待ってくれ」と言います。

あれっ、あれ?ナ代表とへっついちゃう…?

ナ代表の裏の顔

ヘソンの生まれ変わり~と思っていたら、突然ナ代表の裏の顔登場です。

マニを呼び出し、ウヒョルとイネの関係、ウヒョルが今まで何をしていたのか、などなど探れと指示を出します。

あれ…なんかちょっと怖い人かも…。

なかなか人間になれない苛立ち

イネが恋に落ちなければ、ウヒョルは人間になれない。

なのにイネは恋愛をする気が無いと宣言している。

このどうしようもない状況にイライラしていたウヒョルは、ささいなことでイネと喧嘩してしまいます。

そしてそのままサンヘの家へ行き、人間の食べ物を食べて酔っぱらってしまいます。

イネの父親が失踪したことを知る

ウヒョルは、イネとお客さんとの会話で、イネの父親が失踪してしまったことを知り、心を痛めます。

その晩、町のパトロールで、ウヒョルはイネに謝ります。

なんだか、仲直りの仕方や喧嘩の仕方がもうすでに夫婦!

2人がパトロールしている間に、マニが屋敷に忍び込み、ウヒョルの部屋に入ります。

そして、ヘソンの絵を盗みます。

イネが恋愛できない理由

イネはウヒョルに、「私が恋愛する可能性は、あの朽ちた木に花が咲くのと同じくらいだ」と言います。

「愛されたことがないから、愛することがわからない」とも。

それを聞いたウヒョルは、朽ちた木に電飾を付けて、イネを励まします。

第10話

人間になる方法をイネに伝える

イネに「人間になる方法があるなら教えて欲しい。協力する」と言われ、教えるウヒョル。

しかし、「愛に満ちた血」という、イネからかけ離れたものを必要とされ、イネは頭を抱えてしまいます。

血ならあげられるけど、「愛に満ちた血」は難しい、と…。

代々伝わる話をク室長に明かす

原因不明の心臓発作で倒れたドシクは、ク室長に代々伝わる話を明かします。

ク室長は全てを理解し、ドシクを助けるためならなんでもする、と忠誠を誓います。

ナ代表がヘソンの絵を手に入れる

マニの手によって、ヘソンの絵がナ代表の元へ届きます。

その絵が何を意味するのかを、マニは知っていますが、お金を払わないと教えない、とナ代表をゆすります。

また、ナ代表も必要以上に知りたがります。

なんだかストーカーみたいになってきましたね…(怖)。

ナ代表が屋敷を訪れる

イネがドシクのお見舞いに行っている間に、ナ代表が屋敷を訪れます。

そして、ウヒョルの地下室を見たいと懇願します。

ウヒョルはナ代表を案内し、ナ代表はヘソンについてウヒョルから聞き出そうとしますが、ウヒョルははっきりとは説明はしません。

しかし、ナ代表の言葉の端々にヘソンが見えるウヒョルは、「何か思い出したのか?」と期待します。

その時、イネが帰宅し、ウヒョルを探していることがわかると、ナ代表は「いつも邪魔が入る」と突然のダークモード(怖)。

なんだか親密そうに地下室から出てきた2人を見て、複雑な気持ちになるイネ。

ナ代表の告白を手伝うよう頼まれる

イネはナ代表に呼び出され、ゲストハウスでパーティーをしないかと提案されます。

そして、その時に告白しようと思ってるから手伝って、とも。

イネはすでに気づいているようで、気づいていないのですが、ウヒョルが好きなので、反応も微妙。

でも自分では気づいていないので、了承してしまいます。

もどかしい!(笑)

イネの父親の手がかりが見つかる

ウヒョルはパーティーのために、新しい洋服を仕立てようと、なじみの洋装店へと向かいます。

すると、ソン・ウヒョルの名前でスーツが一着預けられていると言われます。

そして、保管料として毎年払いに来ていたのに、ある時から突然来なくなったという話も聞きます。

おそらくイネの父親だ、と推測したウヒョルはイネに話します。

イネはウヒョルに父親に対する思いを話します。

もうお互い心の深い所にあるものまで話しちゃうくらい、仲良しなのに…ううもどかしい!

パーティー開始!

ドレスアップしたイネを見てきれいだ、と言ったのに、ナ代表にもきれいだ、というウヒョル。

ウヒョルもはっきりせいよ!と思ってしまいますね~。

パーティーは順調に進むなか、ドシクはサンヘ達に近づき探りを入れようとしますが、なんとかうまく逃げるサンヘ達。

そして、パーティーの終盤、ナ代表がいよいよ告白するかもというタイミングで、周りにはやされ、ウヒョルとダンスすることに。

ナ代表の嫉妬の目線の中で、2人は楽しく踊ってしまいます。

第11話

ナ代表を敵に回してしまうイネ

ナ代表がウヒョルに告白するのを手伝う、という約束を失敗してしまったイネ。

ウヒョルと楽しくダンスをする姿を見たナ代表は、嫉妬に燃え狂います。

グラスを激しく倒し、日免息を後にします。

イネが追いかけると、ウヒョルとイネの間には何か特別な感情があり、イネにも気持ちがある、と激怒。

そして、ウヒョルにも「約束は必ず守ると言ったじゃない」とこっちはかわいく泣きながら怒ります。

イネはウヒョルへの気持ちは無自覚だし、そもそも恋愛って何…?状態なので、混乱します。

が、いやもう君たち両想いやで…と思いたくなります(笑)。

ナ代表を悪い女として描きたいんだと思いますが、今回は怒って当然だよぉ…と思いましたね…。

だってウヒョル、ナ代表に告白まがいのことしたじゃないの…。

イネにウヒョルの正体をばらすドシク

ウヒョルからイネを引き離したいがために、イネを呼び出し、「ウヒョルは人間じゃない」と伝えるドシク。

しかし、イネはウヒョルをかばい、そんなに危ない人じゃないと伝え、帰ります。

ここも、ドシク先輩の行動は至って常識的というか…普通好きな子がヴァンパイアと住んでて、しかももし知らなかったら…って思うとこの行動になりますよね。

でも、ファンタジー系ドラマだから、イネは知ってるし、知った上で一緒に住んでるんですよね。

もうっ、これだからファンタジー系韓ドラは面白いんですよね…

ヘソンの絵が無くなったことに気づくウヒョル

ふとヘソンの思い出に浸り、ヘソンの絵を見ようとしたウヒョル。

しかし、無くなってしまったことに気づき、落胆します。

イネも共に探しますが、絵は見つからず…。

その後、酔っぱらったナ代表を介抱しに行きます。

翌朝、ナ代表が無くなったはずの絵を持ち出し、自分はヘソンの生まれ変わりなのかも、と言い出します。

しかし、ウヒョルはイネの言葉を思い出し、「ヘソンに似た顔の人を探すのではなく、心躍る恋愛を教えてくれる人を探しているんだ」とナ代表の家を後にします。

すごい名言が出ましたよね…。

しかし、あんなに思わせぶりな行動しといてやっぱり違いました~っていうウヒョル…(笑)。

ナ代表もちょっとやりすぎ感がだんだん出てきましたね。

お互いの気持ちにやっと気づく

ウヒョルが倒れ、看病していたイネ。

ウヒョルが起きた時に、ウヒョルがいなくなると悲しい、ずっと一緒にいたい、と愛の告白をします。

そして、ウヒョルがキス~~~~~!!!!!

まだ11話だよね!?興奮が止まりません。

いや、ウヒョル人間にならんでも心躍る恋愛してるやないの…という突っ込みはそっとしまっておきます。

第12話

2人の初デート

洋装店の息子、ミンジェを預かることになったイネ。

ミンジェが「遊園地に行きたい」と言ったことをきっかけに、イネとウヒョルとミンジェの3人で遊園地に行く事に。

がっつり遊園地デートを楽しみつつ、最後はしっかり手をつないで、なんかいい感じ

ミンジェが2人の手をつながせたりと、なかなかいい仕事をしてくれるお子でした(笑)。

人間になる本当の条件

イネがウヒョルに恋に落ちたことで、「もうすぐ人間になれる」とコ先生に報告するウヒョル。

喜んでいたコ先生ですが、イネの恋の相手がウヒョルだと知ると態度が一変します。

なんと、イネの愛に満ちた血をもらう、というのはイネを殺すという意味だったようです。

ウヒョルが死ぬか、イネが死ぬか…。どちらかを選ばなければならないと知ったウヒョルはショックを受けます。

ウヒョルの目的を知ったドシク

ウヒョルとコ先生の会話を盗み聞きしたマニは、その内容をドシクへと売ります。

それを聞いたドシクは、慌てて屋敷へ向かいます。

屋敷についたタイミングで、ウヒョルに偶然会い、バチバチの喧嘩を始めます。

しかし、途中で首元の傷がうずき、イネが危ないと察知。

ウヒョルは屋敷へと急ぎます。

その様子を見たドシクは、ウヒョルこそが自分が探していた、傷ついた半ヴァンパイアだと悟ります。

ドシク先輩…イネを心配する気持ちと、半ヴァンパイアを狩りたいという気持ちがハーフハーフな感じです…。

イネの血を見て…

屋敷の中では、長期滞在していた女性と女性の元カレが争っており、イネがそれを必死に止めていました。

イネは突き飛ばされ、額を負傷してしまいます。

間一髪のところでウヒョルが男を撃退しましたが、イネは倒れたまま…。

イネの所に駆け寄りますが、イネの血を見て、ウヒョルは理性を失います。

そして…。

あともう少しで吸血するというところで、ドシクがウヒョルを引き離します。

我に返ったウヒョルは、自分で自分にショックを受けてしまうのでした。

第13話

ドシクを振り切るイネ

イネの血を吸おうとしたウヒョルから、イネを遠ざけようとするドシク。

しかし、イネは「私が、ウヒョルさんがいないとだめなんです」と堂々告白します。

イネは、ドシクの制止を振り切って、病院を出ます。

…あんなに恋愛に興味なかったイネが急に、愛に満ち始めてますね!!

韓ドラって不思議、あんなにガサツに見えてたイネが、今ではもう恋する可愛い女の子にしか見えないです…!

イネの元を去る前に、イネの父親を探したい

コ先生との話から、ウヒョルは、自分が人間になるためにイネを殺すなんてことはできない。

死ぬなら自分だ、と固く決意します。

そして、自分がいなくなった後、一人になってしまうイネを心配し、行方不明になっているイネの父親を探し始めます。

ナ代表からの攻撃

ウヒョルが不在の間に、ナ代表が屋敷に来ます。

ナ代表は、このゲストハウスにヴァンパイアがいるということを最初から知っていたら投資はしなかった、契約違反だ、とこじつけの理由で、投資額を返金しろとイネに迫ります。

イネは、全て返金すると言い、ナ代表を帰らせます。

しかし、イネはお金を工面するあてもなく、途方にくれます。

捕らえられたウヒョル

イネの父親を見かけたという情報を元に、ウヒョルはある家に向かいます。

そこに着くと、生き血の匂いがし、その匂いをたどり地下に降りると、そこには多くの人がおりの中に入れられていました。

そこは、マニのアジトで、殺しはしないものの、生き血を得るために人間を監禁する場所だったのです。

ウヒョルは、マニの罠にはまってしまい、捕まってしまいます。

マニは、ドシクに電話し、「ウヒョルを捕まえた」と報告します。

第14話

イネの父親が見つかる

マニのアジトで閉じ込められてしまったウヒョル。

しかし、サンヘ達が助けに来た事で、ウヒョルはなんとか外へ出ることができます。

他の人間たちも逃がしたところで、1人の男がイネの父親だということが判明します。

ウヒョルはイネの父親を屋敷に連れ帰り、イネに会わせますが、突然の再会になりイネは戸惑います。

なぜいなくなったのかを隠そうとしたがために、イネの誤解は解けず、イネは父親が家族を捨てたと思い込み続けます。

しかし、父親とウヒョルが話しているのを陰から聞き、意図的にいなくなったのではなく、マニに連れ去られたのだとわかります。

ウヒョルがもうすぐ死んでしまう…

ウヒョルが再び倒れ、ウヒョルの異変に気付いたイネ。

血をあげれば治るのかとサンヘ達に聞きますが、サンヘ達は知らないと嘘をつきます。

次の日、ウヒョルが忽然と姿を消し、サンヘからウヒョルがもうすぐ死ぬことを聞かされます。

街を再開発する計画が浮上

数年前に消えた街の再開発計画。

ナ代表の仕返しにより、再浮上します。

投資返金は、ドシクによって解決しましたが、ナ代表の怒りが増し増しです。

ナ代表がただのメンヘラになってて怖い…。

ドシクがナイフを手に入れる

マニからの情報により、ドシクはヴァンパイアに効果のあるナイフを手に入れます。

ドシクはイネは助けたいけど、ウヒョルを捕まえて生き延びたいんですよね…。

うーん、なんだか話の展開が怖くなってきましたね。

ウヒョル逃げて~~~~~!

第15話

ウヒョルを探すイネ

ウヒョルがいなくなり、必死に探すイネ。

しかし、見つけることはできず…。

屋敷に戻った時に、マニに遭遇し連れ去られてしまいます。

マニもウヒョルを探しており、イネに居場所を吐かせようとしたのですが、イネも知りません。

イネの命が危ない!となったとき、ウヒョル登場!

マニと闘い、マニは逃げます。

再会した2人は、最後の時まで一緒にいる事を約束します。

街中に屋敷にヴァンパイアがいると知られてしまう

ナ代表が噂を広めたことと、精肉店のおばさんが、マニとウヒョルの戦いを見てしまったことから、屋敷にはヴァンパイアがいると知られてしまいます。

でも、洋装店の男性は、「牛の血さんは、悪い人じゃないんじゃないか」と精肉店のおばさんを止めてくれます。

いうことを聞かないのがアジュンマ…(笑)

町中の人を集めて、屋敷の前で騒ぎます。

マニの行動に振り回された人間

マニがイネの父親を拉致監禁していたことを知ったドシクは、マニを呼び出し契約破棄します。

その際に、イネの父親の拉致監禁は、ナ代表の指示だったことを知ります。

すぐにナ代表に会いに行き、避難するドシク。

しかし、ナ代表は拉致監禁しろとは言っていない、と本当に知らない様子。

結局は、「どんな手段を使ってでも屋敷を手に入れろ」という指示の下で動いたことがわかります。

なので、ナ代表の指示でしたね。

ドシクに強い言葉で罵られても、全く反省しないナ代表。

うーん、嫌な女になってきましたね…。

第16話(最終話)

ドシクがウヒョルを殺そうとする

ウヒョルが死ぬ前に、ウヒョルの血が欲しいドシク。

真夜中にウヒョルを呼び出し、「自分で死ね」とナイフを差し出します。

ウヒョルはまだ死ねないと断り、ドシクに背を向けて帰ります。

ドシクが後ろから刺そうとしたとき、イネが現れ、ウヒョルは刺されませんでした。

ウヒョルが死んでしまうことを知るナ代表

屋敷とウヒョルを手に入れるためにイネを追い出そうと必死になっていたナ代表。

ウヒョルが生きる条件を聞き、屋敷に来ます。

そして、イネに「お前が死ね」みたいなことを言います(怖)。

でもイネは、ナ代表にそんなこと言われるまでもなく、ウヒョルのために死ぬ覚悟はできていました。

そして、「ウヒョルを苦しめているのは私じゃなくて、ナ代表だ。屋敷を奪おうとしている。帰れ」と正論を言います。

屋敷を出た所で、ナ代表はウヒョルに会います。

そこでも同じ話をしますが、ウヒョルはウヒョルでイネを守る発言をします。

それが面白くないナ代表…。

もう、ウヒョルの愛はナ代表に向かないって気づいて…

マニの怖さを知るナ代表とドシク

ウヒョルの正体を街中にばらした犯人はナ代表だと知ったドシクは、ナ代表の会社へ行きます。

そこで2人で話していると、マニが突然現れます。

そして、マニによって、ドシクがウヒョルの血を狙っていたこともバレます。

マニは、全てマニのせいにしてお金を払わなかった2人にキレます(正論)。

そして、ヴァンパイアの正体を見せ、ナ代表を襲おうとします。

が、ドシクがナイフをマニに刺したことで、マニは死んでしまいました…。

このことでナ代表はかなり反省した様子…。

そりゃそうですよね、ヴァンパイアだろうがなんだろうが、人を自分の良いように使っていい理由なんてありませんよね。

ウヒョルに会いに行くナ代表

ナ代表は、アメリカに行く事を決め、最後にウヒョルに会います。

この時、ウヒョルがナ代表に、

「若いからまだ気づかないと思うが、いつか気づく。世の全てが意のままに動くわけではないと。ゆえに幸いだと。」

と伝えます。

ナ代表は、お金があるがゆえに、人がなんでも言う事を聞くと思ってるし、実際周りにいた人たちはそういう人たちだったんでしょうね…

それもなんだか悲しいです。

そして、ドシクがウヒョルの血を狙っていると警告します。

最初で最後の旅行にいく

イネとウヒョルは2人で旅行に行きます。

楽しいひと時を過ごすものの、ウヒョルの体調がすぐれず部屋に戻ります。

実は、旅行の日こそが皆既月食の日であり、ウヒョルの最後の日でした。

イネはウヒョルに自分の血を飲ませ、なんとか元気になってほしいと願います。

ウヒョルはイネの血から、ヘソンを再び感じ、イネがヘソンの生まれ変わりだったと確信します。

そして、部屋を抜け出しドシクと会います。

ドシクには、この日に死ぬからその前に自分を刺し、血を飲めと事前に言ってあったのでした。

しかし、ウヒョルが良い人だと、ドシクは殺すことをためらいます。

そのタイミングでイネが現れ、ウヒョルはドシクのナイフで自分を刺します。

ウヒョルは「次は自分がイネを迎えに行く」と約束し、死んでしまいます。

結末は…

ウヒョルが亡き後、イネと父親の二人でゲストハウスを切り盛りし、夜にはパーティーを開きながら、イネはウヒョルを待ち続けていました。

コ先生が突然金塊をイネに持ってきたことで、金塊泥棒はコ先生だったということが分かりました。

ウヒョルは結構早い段階で知っており、でもお金を返すという名目がないとイネと一緒にいれないから、人間になったら返してくれと言っていたようです。

コ先生は盗んだわけではなく、街の開発などで屋敷の周りが騒がしくなったために、安全な場所に移しただけとのことでした。

イネがある夜のパーティー中に、地下室でウヒョルを懐かしみ、出てくると…。

ナ代表からもらった黄色の水仙の花の絵が2人の写真になり、ウヒョルが二階からイネを優しく見ている…というシーンで終わりました。

個人的な感想

いや~正直なところ、このドラマめっちゃ面白かったけど、話の展開はある程度予測していたんですよね。

でもナ代表の登場で、顔が全く一緒で、屋敷になんか惹かれるとか、水仙の花を見て言うセリフとか…え?ヘソンじゃん?ってなり、目が離せなくなりました。

個人的には、このドラマにはぐっとくるシーンがいくつかありました。

2つだけピックアップします。

①ヘソンと同じ顔の人を探しているんじゃないことに気づく

誰もがナ代表の登場で、ヘソン!と思ったし、ウヒョルもそう信じて疑わなかったです。

でも、距離が近くなっていくと、考え方や言動がヘソンじゃないことに気づき始めるんですよね。

そして、出した結論が、「ヘソンに似た人を探しているんじゃない」ということだったんですね。

確実にヘソンだとわかったのは最終話でしたが、きっとウヒョルはイネの行動や言葉にヘソンを見つけていました。

おそらく、途中からヘソンかどうかはあまり重要じゃなくなったんじゃないかな~と思います。

②世の中は思いどおりにならない。ゆえに幸いだ。

ウヒョルがナ代表に言った言葉ですが、とにかく深いです。

特に「ゆえに幸いだ」の部分ですね。

人間よりもはるかに長い人生を生きてきたウヒョルが言うからこそ、こころにぐっときたのかも。

きっと世の中を思い通りにしたいとウヒョルが思っていたら、マニ以上の極悪ヴァンパイアになってましたよね。

でも、そうする意味が無い、そうしても面白くない、と分かっている年長者の人生の楽しみ方をしている気がしました。

このドラマでは、屋敷をゲストハウスにしたあたりから、ウヒョルの服装とナ代表の髪形が大きく変わっていました。

ウヒョルはずっとスーツだったのに、現代風のラフなスタイルに変わり、ナ代表は前髪ができました。

どういう意味なんだろう…とずっと考えていますが、何も意味はないんでしょうか…(笑)

そういえば、ドシク先輩は、ウヒョルの血を飲めたのでしょうか(笑)

あの流れだと飲みにくそう…。

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※余談

ここからドラマに関係ない話です。

ウヒョル役のテギョンは2PMというアイドルグループに所属しています。

彼らの代表曲の中に「ハートビート」という曲があり、このドラマの邦題も「ハートビート」…。

原題は、가슴이 뛴다(心躍る)だったようで、邦題を決めた方がだいぶ韓国愛が強いんじゃないかと思いました

↓2PMのハートビートです

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この記事を書いた人

日本語教師です。2歳女の子の母です。
日々奮闘しながら、仕事をして、子育てをして、ベトナム語を勉強しています。
韓国ドラマも大好物です。

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