筆者は、今まで
日本語学校非常勤講師(半年)(トホホ…)
技能実習生入国後講習担当専任講師(6年)
として働いてきました。
2024年の前期(4月~7月)は週1(3コマ)、後期(9月~1月)は週4(11コマ)、留学生別科で日本語を教えています。
週1で働いてる時は、雰囲気もよくわからず、全然慣れなかったんですが(笑)。
後期に入り3か月経った今、大分慣れて来て、良い所も悪い所も見えてきたのでまとめたいと思います!
この記事では…
- 留学生別科の非常勤講師の仕事内容
- 留学生別科の非常勤講師のお給料
- 留学生別科の非常勤講師の長期休み
についてまとめました。
留学生別科への応募を考えている人などなど、何か参考になったら嬉しいです!
留学生別科非常勤講師の仕事内容
あくまでも私が働いている留学生別科の話なので、参考程度に読んでください。
①授業
すっごい当たり前のことを一番最初に書きましたが…(笑)。
メインの仕事はもちろん「授業」です!
留学生別科と一口に言っても、いろいろなところがあるので、「50分」が1コマのところもあれば、「90分」が1コマのところもあります。
ちなみに、私が教えている留学生別科は、基本的なルールは大学に準じているので、90分1コマです。
なので、午前・午後90分×2コマずつあります。
②授業準備
これも当たり前のことですが、授業のための授業準備も仕事です。
ただ、授業準備の時間のお給料は発生しないので要注意です。
私は、使ったことのない教科書だったので、一から作りました。
恐ろしく時間がかかったので、時給換算したくないなあ…(笑)
でも、同僚の先生たちが「よかったらこれ使ってね!」とすでに作ってあるPPTをくださったりしたので、大分助かりました。
この授業準備の大変さに関しては、周りの先生の助けがあるかどうかで大きく変わってきます。
③添削
宿題やテストの添削もあります。
これも時間外になってしまったとしても、お給料は出ません。
なのでいかに効率よく、ぱぱぱっとやるかがポイントになってきます。
私は、授業と授業の間の休み時間、お昼休憩などを駆使して、業後に持ち込まないようにしています。
先生のよっては、カフェでゆっくり添削している方もいます。
④出席入力、成績入力、授業報告
これらはもう10分以内に終わる雑務です。
決まったフォーマットに、決まった入力方法で入れていくのみです。
授業報告はGoogledriveにあるので、家に帰ってから入力するのでもOKになっています。
4つ以外の仕事はない!
上記①②③④以外の仕事は本当にありません。
授業のことのみ集中していれば、非常勤講師として100点です。
改めてみてみても、「授業」と「授業に付随する業務」って感じですね~。
①の授業準備も、1年目は鬼きついですが、2年目(2周目)からはぐっと楽になります。
教材やPPT作成って、0から作るのは本当にしんどいですが、その後の修正は微調整になるのでしんどくはないです(楽ってことではないですよ!笑)。
留学生別科非常勤講師のお給料
あくまでも私が働いている留学生別科の話なので、参考程度に読んでください。
ぶっちゃけっていうと…
私のお給料は、明確な額は言えませんが…(ごめんなさい)
1コマ2,500円~10,000円くらいが留学生別科の非常勤講師の平均的なコマ給のようです。
ふり幅が広いな!!!!!!
なので、例えば1コマ10,000円で契約して、週9コマ(週3日くらい)担当した時は、
10,000×9=90,000 1週間90,000円
90,000×4=360,000 1ヶ月360,000円
のお給料になります(ここから所得税などが引かれてしまうわけですが…)
え!働きたい!応募できる条件は!?
金額だけ見ると、「え!いいじゃん!私も働きたい!」と思いましたよね!?
この留学生別科の非常勤講師は、基本的には「日本語学・日本語教育学の修士号」を持っている人が応募できます。
そして、かつ「クローズド求人」の場合が多く、新しい先生を雇う場合は、「いい先生を知りませんか」というまずは身内で探す傾向があります。
ただ、時々、「修士号」が条件になっていない求人が出るときもあります。その場合は迷わず応募しましょう!
日本語教師の世界は狭く、一生懸命頑張っている人にはいい話が入りやすいです。
〇〇先生、留学生別科で働きたいって言ってたよね。実は、私が行ってるところで新しい先生を探してて…よかったらどう?
みたいな入り方が結構多いです。
その場合、よほど厳格に「修士号を持っている人限定!」て決まっていない限りは、するっと入れたりします。
なので、まずは「専門学校」や「日本語学校」で働き、人脈を広げることをおすすめします!
内緒の話ですが、ヒューマンアカデミーは養成講座修了生に惜しみなく、いい学校を紹介してくれます。
これ以上は言えませんが…察してください(ごめんね)。
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給料がいい学校は応募条件が厳しく、逆に誰でも応募welcome!なところは、コマ給1,800円~とかありますね…。
本当にピンキリです。
だからこそ、時間をかけてスモールステップアップを目指すのが、近道だと思うよ!
留学生別科非常勤講師の長期休み
あくまでも私が働いている留学生別科の話なので、参考程度に読んでください。
大学に準じて長い
私が働いている学校は、大学に合わせて留学生別科も長期休みに入ります。
夏休みは7月後半から9月前半、冬休みは12月後半から1月前半、春休みは1月後半から4月前半です。
「やったー!」と手放しで喜びたいんですが、その間はもちろん無収入ですので、対策を立てなければなりません。
ちなみに、私はいろいろ考えた結果、オンライン日本語教師のプラットフォーム「preply」に登録してみました。
長期で旅行したり、短期留学をすることもできる!
長期休みなわけなので、基本的になんでもできます。
ちなみに、私は今年の夏休みは韓国のソウルに旅行に行ってまいりました。
来年はタイに旅行する予定です。
こういう予定が、1年前くらいから計画できるのは、留学生別科が大学に準じて休みを明確に出してくれるからなんですよね。
本当に助かります。ありがたや~。
日本語学校で働いている友達は、「夏休みも冬休みも1週間、春休みなんてないよ!」と言っていました。
お金がなければ短期のバイトや派遣をすれば大丈夫
結構まとまった長期休みなので、がっつり労働することもできます。
短期のバイトや派遣って2週間~1ヶ月単位のものも多いですよね。
登録だけしておいて、長期休みのときに入る~なんてことも可能です。
私は今年の夏休みは授業準備に追われていてバイトをする余裕もなかったですが…(涙)。
来年の夏休みは社会経験を積むために、何かバイトをしようかな?
留学生別科非常勤講師まとめ
- 仕事内容は基本的に日本語学校の非常勤と同じ!
- お給料は高めにもらえるけど、応募条件が厳しい場合があり!
- 長期休みは長いので、いろいろなことにチャレンジできる!
この3つが留学生別科非常勤講師の特徴かな~と個人的には思います。
やっぱり、どの仕事も人脈が活かされる瞬間があるんですよね…。
頑張ることは基本!頑張る場所を考えて行動すると、自然とステップアップできるはず!
まずは国家資格「日本語教員」をとらなきゃだね…がんばろう!
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