日本語学校非常勤講師だけで生活できないってほんと?

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やまさん

どうも~フリーランス日本語教師のやまさんです。

やまさんとは…大学付属留学生別科で非常勤講師をする傍ら、空き時間にpreplyで日本語を教えている人です。

2024年に国家資格「登録日本語教員」が新設され、注目されている日本語教師。

しかし、依然として常勤の求人は少なく、日本語教師のほとんどが非常勤で働いているのが現状です。

これから日本語教師を目指す方は、

  • 非常勤の収入だけで生計が立てられるのか
  • 資格取得後、どのくらい授業に入れてもらえるのか
  • 無理なく働き続けるには、1週間にどれくらい授業に入るのがいいか

などなど…働く前から悩みがつきないですよね。

やまさん

1つずつ経験談を交えながら、まとめていきましょう~!

目次

非常勤の収入だけで生計が立てられるのか

できます。相当きついです。

答えは「できます」ですが、相当ハードであることを覚悟しておいてください。

今回の記事では、常勤ではなく非常勤ですので、働いている時間=授業をしている時間になります。

日本語学校の非常勤のコマ給は50分2,000円くらいなので、それで計算してみます。

午前4コマ、午後4コマの構成だったとして…

8コマ×5(日)×4(週間)×2,000=320,000

単純に計算すると毎日8コマ入れば、32万円の月給を得ることができます。

にゃーこ

ちょっと待って!授業準備はいつするの!?

やまさん

もちろん授業外にするから、一日8時間以上の労働をすることは避けられないね!

そして学校によっては、宿題の添削やテストの添削などもあります。

担当する授業が多ければ多い程、付随する添削業務も自然と増えてきます。

学校によっては1日通しで入れてもらえないこともある

これは面接でぜひ聞いておいて欲しい項目ですが…

学校によっては、8コマ連続で入れない、というルールを設けている学校もあります。

やまさん

個人的には4コマを2日間やるより、8コマを1日、休みを1日っていう方が好きなんだけどね~

理由は様々だと思いますが、8コマ連続はきついからそれを常習化するのはちょっと…というのを聞いたことがあります。

私自身も常勤の時、非常勤の先生たちの希望休が重なって、1週間くらい8コマを毎日したことがあります。

いやー夜がよく眠れましたね!!!!!(笑)

あの時は常勤だったので、8コマのあと残業しても時間外手当がついたのでよかったですが、非常勤だと出ないので、時間的にも金銭的にも、そして体力的にもきついと思います。

一度やってみると分かる8コマ連続の大変さ…

これを経験したならば、誰もおすすめはしないと思います。

そもそも採用されてから、週にどれくらい入れるの?

1年以上の経験がある場合

もちろん経験によって違います。

基本的には1年以上の経験があると、結構授業入れてもらえます

私の知り合いの日本語教師は、3年くらいの経験を積んだ後、新しい日本語学校に採用されました。

その新しい学校は学生の人数も多く、教師が慢性的に足りなかったらしく、入れると伝えた時間、全て授業に入れてもらえたそうです(笑)

やまさん

全部は入らないと思って多めに伝えたらしく、慌ててましたね(笑)

未経験の場合

未経験の場合だと、週2~3くらいが最大になることが多いです。

理由は様々ですが、未経験の場合、授業準備にとても時間がかかる傾向があるので、このくらいが無難かもしれません。

知り合いの知り合いの日本語教師の話ですが…(遠い…)

養成講座を修了し、授業を週2で担当していたのですが、だんだんクラスコントロールができなくなり、自分も授業準備で手一杯で、最後は限界に達し、泣きながら教室から出ていった…という方もいらっしゃるそうです。

きっと一生懸命すぎて、力の抜き方がまだわからなかったんでしょうね…。

日本語教師1年目は、こんな感じになりがちです。

にゃーこ

〇〇みたいな先生になりたい!っていう思いに引っ張られすぎて無理しちゃう先生を何人も見てきたよ…

学校によっては多くの先生を雇って、それぞれ週2くらいにする

これ、最近なんとなく分かってきたことなんですが…

よっぽど人が足りてない学校じゃない限り、一人の先生に多くの授業を任せることはしません

なぜならば…リスクが高いからです。

にゃーこ

え、なんのリスク?

例えば…インフルエンザです。

週4授業に入っている先生が、インフルエンザになってしまった場合、最大4日休みますよね。

じゃあ、誰がカバーするかというと、基本的には常勤の先生がカバーすることになります。

ちょっと負担多いですよね…(汗)。

なので、大体は採用するときに、「週4入れます!」という人がいても、もう1人雇って、週2ずつ入ってもらうことが多いです。

やまさん

ごくまれに、「常勤なんですか?」という勢いで入っている人がいるけど…?

その人は、元その学校の常勤か、長年そこで務めている、または誰かの紹介で入った、などの理由で絶大な信頼を得ている先生だと思います。

にゃーこ

ということは、続けていけば入れる授業数は増えていく可能性が高いってことだね!

無理なく働き続けるには、1週間にどれくらい入るのがいい?

やまさん

無理なく働き続ける」ということが大切だよね。

最初の1年は、週2~3、大体50分×12コマくらい

最初の1年は、ちょっと控えめに週2~3、50分×12コマくらいで抑えておいたほうがいいと思います。

教育実習を経験した方はなんとなく想像がつくと思いますが、0からの授業準備は本当に時間がかかります。

「パワーポイントはもう作ってあるから、これを使ってね!」という、教材共有してくれる素敵な学校に採用されたなら、もう少し入れるかもしれません。

おそらく、半年くらい続けるとだんだん慣れてくるので、そのくらい経ったら新しい学校を探して、かけもちすることを考えてみてもいいと思います。

やまさん

学校同士が近ければ、お昼休憩で移動して、午前はA学校、午後はB学校、という働き方もできるよ!

にゃーこ

最初から常勤になるという道もあるけど、あまりおすすめしないかな…

3年くらいの経験があるなら、めいっぱい入れても大丈夫

大体3年くらい経験を積むと、自分の教材もある程度ストックされていくし、クラスコントロールも上手になっていきます。

なので、3年くらいしたのであれば、週5で時々8コマの日があっても十分こなせるかな~と思います。

ただ、限界は人それぞれなので、張り切って急に増やさず、徐々に増やしていくことをおすすめします。

やまさん

体力的にタフな先生は、8時間毎日授業しても「まだいけます!」とか言うので、本当に人それぞれです(笑)

もっと入りたいのに、うまいこと授業に入れないときは…

だんだん慣れて来て、もっと授業に入りたい!新しい学校でも教えたい!

となっても、条件が合わずに採用されなかったりすることはよくあります。

週1~入れる学校もあれば、週2~の学校もありますもんね。

やまさん

でも、この空き時間もったいない…

そんな方には、preplyのオンライン日本語教師をおすすめします。

preplyはオンラインで外国語を教えるためのプラットフォームで、登録料無料で教師として登録ができ、レッスンもできます。

レッスン料は自分で決めることができ、かついつでも変更可能なので、レッスン料への不満も解消されます。

にゃーこ

本格的にやらなくても、朝の2時間、とか夜の2時間、とかだけでも結構生徒さんが集まってきます。

始めるのにお金がかからないことはどんどん始めたほうがいいですよ~!

preplyの仕組みについていまいちわからない…という方は、まずは学習者として登録して授業を受けてみることをおすすめします!

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この記事のまとめ

この記事では、

  • 非常勤の収入だけで生計が立てられるのか
  • 資格取得後、どのくらい授業に入れてもらえるのか
  • 無理なく働き続けるには、1週間にどれくらい授業に入るのがいいか

についてまとめてみました。

日本語教師は素敵な仕事である反面、個人個人の負担が大きい仕事でもあります。

せっかく日本語教師の勉強をしているのに、働き方のイメージができていないままに就職し、やめていく先生を何人も見てきました。

ぜひ、働く前に働き方のイメージをして、日本語教師に挑戦してみてください

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この記事を書いた人

韓ドラ大好き日本語教師です。
おすすめの韓ドラをまとめつつ、日本語教師の裏側的な部分を書いています。

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