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作品情報
原題 | 유령을 잡아라 |
放送年 | 2019年 |
脚本 | ソ・ウォン、イ・ヨンジュ |
監督 | シン・ユンソプ |
あらすじ
ソウルの地下鉄には、地下鉄警察隊がある。
ワンスリ駅で班長として勤務しているコ・ジソクは、日々地下鉄の駅構内で起きた事件や犯罪を取り締まっていた。
ある日、チームにユ・リョンというめちゃくちゃな新人が入り、ジソクの平穏な日常は壊されていく。
ユ・リョンはどんな事件にも全力で取り組むが、「地下鉄の幽霊」のことになるとさらに熱くなってしまう。
ジソクはめちゃくちゃなユ・リョンに振り回されながらも、ユ・リョンの被害者への寄り添い方や、一つ一つの事件に真っすぐ向き合う姿に、過去の自分を思い出すようになる…。
地下鉄を舞台にした、刑事ドラマだよ!
このドラマは個人的に、恋愛ドラマに分類したくないということを冒頭に言っておきます(笑)。
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※2024.12.4現在の情報です
登場人物(俳優名)
ユ・リョン(ムン・グニョン)
地下鉄警察隊に志願し、入隊した新人。
何事に対しても熱く、犯人を捕まえるためならば重大なルールを破ることも気にしない性格。
そのため、ジソクをいつも困らせている。
2年前に行方不明になった双子の妹、ユ・ジンを探している。
コ・ジソク(キム・ソノ)
地下鉄警察隊1班の班長。ワンスリ駅に勤務している。
かつて警察学校を首席で卒業し、広域捜査隊で活躍していたが、母親の認知症の発症と共に地下鉄警察隊へと異動した。
限りなく優しい心の持ち主で、組織のルールを大事にしている。
ハ・マリ(チョン・ユジン)
広域捜査隊1班班長。ジソクの元恋人であり、元相棒。
いついかなる時も冷静であり、数多くの事件を解決に導いてきた。
2年間、「地下鉄の幽霊」事件を捜査している。
キム・ウヒョク(キ・ドフン)
マリの部下であり、相棒。
ユ・リョンが気になっており、ユ・リョンの個人的な調査に協力する。
キ・ドフンが気になった方はこちらもおすすめ
ユ・ジン(ムン・グニョン)
ユ・リョンの双子の妹。自閉症。
2年前、ユ・リョンと地下鉄に乗っていた時に行方不明となった。
『君のハートを捕まえろ』のみどころ
①ソウル市内の地下鉄
地下鉄が舞台のドラマなので当たり前ではあるんですが…(笑)。
とにかく地下鉄がたくさん出てくるので、韓国の地下鉄を使ったことがある方が見るとめっちゃテンション上がります。
ジソク達が勤務している「ワンスリ駅」は架空の駅なのですが、おそらく왕십리(ワンシムニ)駅がモデルなんじゃないかな~と思います。
次回、韓国に行ったらぜひ、ワンシムニ駅で降りてみたいと思います!(何があるのかしら…)
②地下鉄警察の仕事を知れる
日本でいうところの鉄道警察みたいな感じだと思いますが、このドラマを見て「地下鉄警察」ってこんなことをしてるんだ~と大変勉強になりました。
ドラマなので多少脚色はあると思いますが、駅構内に警察の方が常駐しているのは安心ですよね!
ドラマ内で監視カメラのチェックをしているシーンが何度も出てきましたが…。
韓国は日本よりも監視カメラの設置数が多いので、確認するのもめっちゃ大変だろうな…と思いました。
でも、そのカメラのおかげで犯人が捕まる確率も高いんだとか…日本も早くたくさん監視カメラつけて欲しい~(涙)。
③ムン・グニョンの演技力すごい
ムン・グニョンさんは、このドラマで初見だったんですが、韓ドラ界隈では有名な方だそうで…(すみません)。
子役からの女優さんということで、演技力がすごいです。
第1話から4話あたりまでは、かなりイライラさせられたのにも関わらず、最後にはきちんと「幸せになって欲しい」と思わせられました。
そして、なによりもユ・ジンの演技。
同一人物が演じているのにも関わらず、全く違う人に見えました。
妹を大事に思っていたのに手を離してしまった後ろめたさ。
ユ・リョンの大きな後悔が、言葉ではなく表情で伝わってきました。
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聞こえてきた韓国語
안전벨트(シートベルト)
直訳すると安全ベルトですが、シートベルトの意で使われています。
ユ・リョンがジソクに、「バイクに乗るとき、後ろに班長がいると安心する。シートベルトみたい」だと言っていました。
반장(班長)
ジソクの呼び名です。ユ・リョンはジソクを班長と呼び、そしてよく「충성(忠誠!)」と言っていました。
全然言う事聞かないのに…(笑)。
신참(新人)
ジソクがユ・リョンを呼ぶときの呼び名です。
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個人的な感想(※ネタバレあり)
邦題ミスってる
邦題だけ見ると「地下鉄を舞台にした刑事×恋愛」のラブコメなのかなと思いますが、このドラマがっつり刑事ドラマです。
ちょいちょい恋愛要素挟んできますが、そこはメインじゃないです。
何が言いたいのかというと邦題が良くないんです(涙)。
原題や英語は「유령을 잡아라」「Catch the ghost」、つまり「幽霊を捕まえろ」なのに、なぜ邦題で「君のハート」になっちゃったのか…。
邦題あるあるかもしれませんが、このタイトルではラブコメを期待して見る人も多いんじゃないかな…(私がそうでした)。
ただ、途中から事件の行方の方が気になるので、恋愛要素はどうでもよくなるんですが…(笑)。
ならなおさらこのタイトルではおかしいような…(笑)。
マリ、幸せになってね…
マリはこのドラマの中で一番不憫な女性だと思います(涙)。
一番、えっと思ったのはこのエピソード(ネタバレです)↓
ユ・リョンは2年前、ユ・ジンがいなくなった時に捜査中のマリに「捜査してくれ」と泣きつきます。
しかし、「遺体がないから」という理由でマリは冷たくあしらいます。
このことをユ・リョンは、マリに再会した後にも言い続けますが、マリには捜査をしなかった理由がしっかりあったのです。
実はユ・ジンは、地下鉄ではぐれて行方不明になったのではなく、ユ・リョンが置き去りにしたのでした。
そしてその様子がしっかりと監視カメラに記録されており、マリはその映像を見て「地下鉄の幽霊」事件とは無関係だと判断し、捜査しなかったのです。
置き去りにしてしまったユ・リョンの気持ちはちょっと置いといて、事件の捜査としてはマリの判断は正しかったんじゃないかな…と思います。
そして、ユ・リョンも当時の取り調べで、置き去りにしたことは言わず「地下鉄ではぐれてしまった」と供述しているのです…。
それなのに、マリの母親である庁長は、めっちゃ主観的にユ・リョンの味方をするという…
捜査は冷静にしなければいけないのに、「あなたはユ・リョンがかわいそうだと思わないのか?」と迫る庁長…
マリ…幸せになってね…(涙)。
ユ・リョンのぶっとびがドラマ過ぎる
ユ・リョンはとにかく考えることができない刑事で、そもそも論、よく警察になれたなというくらい、冷静さが足りないです。
これはドラマだから…と言い聞かせながら見ましたが、4話くらいまではかなりイライラしました(笑)。
ガチでジソクの話を聞かないし、ルールも守らないし、一番やっちゃだめって言われてるホームドアの鍵も盗むし…。
まじでこいつなんなんだってめっちゃ思いました(笑)。
ジソクやマリが止めようとしても、「規則なんかに縛られて犯罪者が捕まえられるのか!?」と逆切れ気味(呆)。
一番理解不能なのが、そんなユ・リョンをなぜジソクは好きになったのか…という所(笑)。
全く共感できなくて、「これはドラマだから」と念仏のように唱えて恋愛部分は目をつぶりました。
『君のハートを捕まえろ』まとめ
2年前の事件を追いかけ地下鉄警察に入った熱すぎる新人×班長の刑事ドラマ「君のハートを捕まえろ」。
- 刑事ドラマが好きな人
- 韓国の地下鉄が好きな人
- 「これはドラマだから」…と念仏を唱えられる人
におすすめのドラマです。
次のドラマは「君のハートを捕まえろ」にきーめた!
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